痩せたいなら 飯食うの我慢しろ論者です

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どうも部員Xです。

今回は毎度おなじみノーバリュー話です。

少し前に、職場の同僚と痩せるためには運動が必要か否かで口論(全然ケンカ腰ではないですが)になったのを思い出し、そのことについて記事にしようかなと。

 

結論から言うと、私は痩せるためには運動不要(言い換えると、食事の量を減らせば痩せる)と考えてます。なぜそう考えたのか、説明しようと思います。

 

私は、人間社会のたいていの現象は熱力学で説明できると考えてて、人間自身も熱機関と思ってます。そういう観点で「痩せる」にはどうしたらいいのか?と考えてみる・・・っていう話です。

 

端的に言うと、どうでもいい話ですw

でもこういうどうでもいい話を妄想想像憶測(YouTuber失敗小僧。さんリスペクト)で考えるのが楽しいし、そこが人間の人間たるところであると思ってます(思考すること、とくに科学的な思考を)。

 

ではやっていきます。

人間の「仕事」ってなに?

人間って、考え方的には熱機関ですよね。ようするに、食事で得たエネルギー(Qin)で仕事(W)をしているわけです。その際に体温維持(皮膚からの放熱、汗の蒸発)や呼吸、そして排せつ物を外に捨てること(Qout)で、仕事を生み出している、と。

人間でいう仕事(W)は定義が難しいですが、1つの考え方としては、「人間生活を営む上での目標を得るために必要なこと」とでも定義しますか。

 

マラソンやってるひとの目標は早く走ることで、それを得るに必要なことは、長距離走るために必要な心身を動かすこと。

サラリーマンはの目標は利益を上げることで。それを得るために必要なことは知識経験体力コミュ力をもつ心身を動かすこと。

こんな感じの考え方。目標を達成するために必要なことを「仕事」として捉える考え方。

 

もう1つの考え方としては、もっともっと熱力学的な考え方で、体積が変化すること、発熱することが「仕事」という考え方。

呼吸は横隔膜を動かすことで肺を膨張収縮させて(体積を変化させる)新鮮な空気(O2)を体内に取り込み、体の中で化学反応(熱が発生する)を起こして、汚れた空気(CO2及び排熱)を排出する。

「走ること」は力Fを上記の身体動作(空気吸って、化学反応させて、熱を出して)で発生させて、距離を出すことって考えるとわかりやすいですね。

 

みたいな考え方です。

 

今回は、2つめのより人間を熱機関としてみるケースで考えてみたいと思います。

 

人間を熱機関として考える

で、熱機関の話を少ししますと、、

 

単純なエネルギーの出入りで考えるアプローチ

 

熱機関の仕事は、投入したエネルギーから捨てたエネルギーの差なので、

W = Qin - Qout

で表されます。

 

ガソリンエンジン単体でいうと、消費したガソリンがQinで、Qoutがラジエーターを冷やすことで捨てたエネルギーなど。仕事はクランクシャフトを回すこと。効率の良いエンジンは、少ないガソリンでたくさんのクランクシャフトを回せることを言います。

自動車でいうと、消費したガソリンがQinで、Qoutが上でいった排熱やタイヤと路面の転がり抵抗、車体の空気抵抗など。自動車の仕事は走った距離になりますね。効率のいい自動車は少ないガソリンでたくさんの走れることをいいます。

 

つまり、評価する系をどこまでで見るかによって、仕事の考え方、効率の考え方が変わるということですね、熱機関は。

自動車の設計では、効率の良いエンジンがとにかく正解というわけではなく、エンジンの仕事率(J/s)、すなわち瞬間的なパワーやトルクも大事だし、車体の空力特性など複合的な要素でターゲットを達成することが求められるわけですね。

 

・・・・話がそれそうなので本題に話を戻すと・・・w

 

人間の仕事はQin(食事)がエネルギー源であることを間違いないわけで(精神的なエネルギーは評価できないのでw)、Qoutは上であげた生理要素+「ムダ」ってことになります。

 

エンタルピー変化で考えるアプローチ

エネルギーの出入りだけで考える方法と同じっちゃ同じなんですが、人間を熱機関としてみるときはエンタルピー(H)の概念で考えたほうが良さそうです。体積変化するし、熱も変化しますので、人間は。

エンタルピーenthalpy)とは、熱力学における示量性状態量のひとつである。熱含量(ねつがんりょう、heat content)とも[1]。エンタルピーはエネルギーの次元をもち、物質の発熱吸熱挙動にかかわる状態量である。等圧条件下にある系が発熱して外部にを出すとエンタルピーが下がり、吸熱して外部より熱を受け取るとエンタルピーが上がる。

名称が似ているエントロピーentropy)とは全く異なる物理量である。

引用:ウィキペディア

 

わかりやすいサイト↓

【熱力学】エンタルピーって何?内部エネルギー、エントロピーとの違いは?
エンタルピーと聞くと何を思い浮かべますか? 物体の持つエネルギー量・・・ エントロピーとは全く別の概念・・・ …

 

エンタルピーは

H = U + PV

で表される概念で、内部エネルギーUと圧力P×体積Vの足し算です。

 

内部エネルギーUは温度で決まる数値、人間でいったら体温と食事量。

P×Vは仕事のことで、人間でいったら、運動(呼吸とかの生理的運動、走ったりする能動的運動)ですかね。

 

エンタルピーが変化は「状態量の変化」(熱、物質量、体積、圧力などの変化)を示しますから、人間でいったら。これが体重の変化として考えるとわかりやすそうです。

 

ってことで、

人間を熱機関として考える場合は、温度変化と体積変化で考える、エンタルピー変化でみると良さそうです。

 

人間の内部エネルギー変化とは(熱機関としての)

内部エネルギーUは気体の場合は物質量と温度で決まります。

内部エネルギーUを人間でいうと、物質量は現在の体重+食べた食事の量で決まります。そして温度は体温ですね。

 

内部エネルギーの変化⊿Uは現在の体重と体温が一定とすると、食べた食事の量が変化量になるということですね。

 

U = (現在の体重×体温) + 食事の量

⊿Uをマイナスにするには、現在の体重と体温が一定とすると、単純に食事の量を減らすと、マイナス方向に変化する、とわかりますね。

 

ー⊿U = 減らした食事量

となるということですね。

 

人間の仕事量変化とは

エンタルピーの考え方では、仕事は圧力P×体積Vですので、

これを人間に当てはめると、大気圧下での体積変化が仕事、つまり呼吸することであり、もっと広く考えると運動することですね。

 

変化量で考えると、

⊿PV = 圧力の変化 × 体積の変化 なので、

人間に当てはめると

⊿PV = 大気圧 × 呼吸(運動) になり、大気圧を一定とすると、

⊿PV = ⊿V = 仕事量の変化 になります。

 

運動量を増やすと、⊿Vが大きくなるということですね。

 

面白いと思うのは、実際の社会でよく使う「仕事ができる人」って言葉あるじゃないですか。あれって、高いストレス下で多くのアウトプットを出すことですから、まったく同じ考え方なんですよね。

職場で重宝される人は問題解決能力の高い人、クレーム対応が上手い人なわけで、まさに高い圧力(難しい問題やクレーム課題)の中で体積変化(問題を解決する、クレームをやめさせる)ってことです。

面白くないですか??こういう考え方ってw

 

ででで、

ここで重要な話なんですけど、仕事っていうのは、熱機関の場合、有効に使われないとダメなんです。自動車に例えると、いくらエンジン回しても、ギアが繋がってない空回りでは仕事はゼロなんです。

 

「呼吸すること」は体温を保つために必要なことなので、有効。

 

つまり、「運動すること」は・・・早く走るためが目的なら必要なことなんですが、「生きていくため」には必要なのかと。最低限の運動(立ったり座ったりする能力を維持するための筋力トレーニングとか、原始人なら狩りをする能力を保つための運動)は当然必要ですけど。

たとえるなら、ルームランナーでその場に留まりながら運動することは、見かけの仕事はゼロ(生きていくために必要なことではない)で、むしろマイナスな仕事をしているわけです。生きていくために必要な運動以外はマイナスって考えですね。

 

当たり前なんですけど、運動するためには食事なり、ゼイ肉なりのエネルギー源が必要で、人間を熱機関として考えると、それは内部エネルギーUなわけです。

 

内部エネルギーUを使って、生理的運動(体温を保つ呼吸、心臓の脈動などのことを意味します)以外の運動をする・・・要するには、外の系に運動という形で仕事をしている、もっと言い換えると、外の環境を温めているってことです。

※いきなり「外の系」とか出てきましたが、周りの空気とかを温めたりすることです。

 

なので、私の解釈としては、生理的運動以外の運動は、マイナスとして考えるのが正しいのでは、と。

まぁ痩せるという目的の場合ですよ、あくまでもw

 

スポーツで活躍すること最大化させる系だったら、トレーニングはマイナスではないってことです。評価軸をどこに持ってくるかってことですね。

 

では、痩せるにはどうすればいいのか?

まず当たり前のことを言うんですけど、

痩せるには、「食事を減らして運動をする」・・・なに当たり前のこと言ってんねん!!って話ですが、まぁこれは体感的にもわかりますよねw

 

上で整理してきた内容を、「痩せる」ということに当てはめると、痩せるというのはエンタルピー変化量がマイナス方向です。

 

痩せる = ⊿Hがマイナス方向の絶対値がある

ということは、痩せるには、⊿Hがマイナスならよいということです。

 

⊿Hにするには、⊿Uと⊿Vの足し算がマイナスということになります。

⊿Uをマイナスにするには、食事量を減らすとマイナスになります。これは単純。

⊿Vは生きていくために必要な運動以外の運動をすることで、マイナスになります。

なので、⊿Hのマイナスを最大化することは、飯食わないで、とにかく運動することです。

 

まぁこれができる精神力があればみんな肥満になってないわ!という話でもありますw

 

食事を取らないことと運動をすることを天秤にかける

ふう、長い。。。ここまで読んでくれる人は何人いるのだろうか・・・。

 

ここまでのことを整理すると、当たり前の話ですが、痩せるには食事を減らすか運動をするって話になると。

 

ではどっちを優先してやるべきかと。そこが論点です。

 

私の価値観は、目的を達成するための効率を最大限にすること、すなわちコスパが良くて無駄がないことを選択するのをまず1番に考えます。

食事を摂ることの目的ってなんなんですか。

運動(生理的運動以外ね)することの目的はなんなんですか。  と考えるわけです。

 

食事を摂ること目的って、生理的運動を維持することがまず第一目的ですよね。「美味しいものを食べること」も大事です。生理的運動を維持することだけなら、完全栄養食品とかだけでいいわけですが、はっきり言って苦痛です(私的にはですよ)。

なので、食事を取る目的は、生理的運動を維持すること。その上で幸福度を上げるのにどこまで金、手間をかけられるかという話で、私は焼きそばを作ることで満足してますw

 

運動することの目的は・・・ただ生きていくための肉体を維持するだけなら不要ですよね(何度もいいますが、立ったり座ったり、歩いたりする能力を維持するための運動は必要です)。

運動をすることで楽しいとか、そういう幸福を得られる人はドンドン運動すればいいし、私自身も運動することは好きなんですが、別にしなくても問題はないタイプ。

 

上記は、人間を動物として見た場とも言えますが、本質ではあるわけです。

つまり、「ムダなく痩せる」ためには、

・食事の量を生理的運動を維持する量より少なくする。

 

これが一番パフォーマンスが高いのです。生理的運動以外の運動はムダだ!という価値観に基づき、そう結論づけてますw

運動を痩せるための目的にしない方が良いってことですね。

 

いやだって、運動したらお腹空くじゃないですかwそしたら食べたいじゃないですか。ただでさえ食事の量減らして我慢というマイナスを受け入れているのに、さらに苦痛をしてまで痩せたいのなら、食べる量を減らすだけのほうが楽でいいと思うんですよね。

 

ということで、熱力学的な考え方を人間に適用し、熱機関としての人間を考えてみました。

その結果、効率よく痩せるためには食事の量を減らす!それが1番いい!!

 

・・・そもそもなんで痩せたいのかとか、書けばよかったかな?w

BMI22を維持する方が、効率がいいから・・・ってのが答えですけど。

 

ということで今回は以上です。

ではまた。

 

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