先日下の投稿で佐賀大雨災害についてのニュースの
レビューをしましたが、その後、またニュース記事がでて
来たので、それに対してまたレビューします。
排水ポンプの運転について
下記のようなニュース記事が配信されてます。
記事要約すると
・排水能力以上の降雨により、排水ポンプ場自体が浸水してしまった
・上記により、操作員が避難した。
・油流出により、排水ポンプを停止させたが、かわりに内水氾濫被害が
大きくなった。
・住民は排水ポンプ止めたことについて、怒ってる人もいる、と。
こんなところですかね。
自分の記事でも書いたのですが、排水ポンプの運転操作は単純ではありません。
極めて政治的な判断が求められることもあると思います。
ポンプが健全だからって運転し続けられないことがある、ということですね。
下流の堤防を守るのか、それとも内水氾濫させるか、とかね。
この判断を自治体から操作を委託されている住民ができますか?と。
今回は国交省や自治体に確認してますが、緊急時にその判断ができるのか、と。
また、
・操作員が現場に行けない場合はどうするのか
・操作員自体が避難できないのでは
などの問題もありますね。
基本的に、排水ポンプ場は水位による自動運転を行いますが、
最近は遠隔操作を通信回線経由で行う設計も増えてます。
現場に操作に行く、が原則なんですが道路が冠水していたりすると
現場に行けないので、遠隔操作を行うようにしてます。
ただ、これらの遠隔操作や浸水しないように地盤を上げる対策を
行うには財政的な措置が絶対に必要です。
でも河川、河川構造物の改修が・・・
排水ポンプ場が遠隔操作され、地盤が上がったとしても、
河川自体の改修が進まないとダメなのです。
・河川の断面を増やす
→堤防幅を広げる、川底を掘るなど河川の流下断面を増やさないと
流れる水が増えないので、ポンプ場を増やしても無意味(というか、増やせない)
・河川構造物を改修する
→河川にかかる橋脚を少なくする、形状を流れやすくすることで流木やその他の
ゴミが引っ掛からないようにする。
・支流も当然改修する
というように、治水政策というのは河川の改修が大前提なのです。
ぶっちゃけ、めっちゃ金掛かるし、一気にはできないので、
すごく大変なんです。
緊縮財政ではできません。
河川の改修は、当たり前ですけど、下流側から行います。
上流が先にやっちゃうと、下流が対応できないので。
(水は上流から下流に流れるので、下流の流下能力が上がらないとダメ)
一気にはできない。
継続的にやる必要があるということです。
以上
ではまた!
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