下水処理場・ポンプ場の電気設備 その①受変電設備その2

今回から下水処理場・ポンプ場の電気設備の話をしていきます。

 

写真を使って説明したいのですが、手持ちがないので入手してきたら

アップデートしていきます。

 

 

下水処理場(以下ポンプ場含む)の影の主役と勝手に思っている電気設備。

今回は受変電設備で、入り口の話をします。

 その2は受電盤あたりを。

 

 

 

画像でかいですがご容赦を。

ちなみに、画像はすべて自分で撮影してます。

出張で行った処理場で撮ってます。

 

前回の記事でPASで引き込むあたりを書きましたが、

今回はその先である受電関係の盤です。

 

PASを通り引き込まれた電線は地中埋設管とかを通って電気室へ入ります。

(図面で説明したいなぁ、今度もってきます。)

 

電気室に入った電線は写真の「引込盤」に入ります。

 

 

 

引込盤の中はこんな感じになってて、銀のバーにつなぎこむ感じ。

 

引込盤には

・断路器(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%AD%E8%B7%AF%E5%99%A8)

・避雷器(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BF%E9%9B%B7%E5%99%A8)

 

があります。

 

断路器は物理的な接点の開閉を行うもので、電流が流れている場合は開閉できないもの。

断路器より下流側にある遮断器・開閉器で下流側の負荷を切り離した後に接点を開くものです。

 

避雷器はその名のとおり、雷サージから受変電設備を守るものです。

 

詳しくはネットで調べてください。

 

また、引込盤の中に電力会社の電力量計用変成器が入ることもあります。

 

次に受電盤です。

 

 

受電盤には受変電設備のメイン機器である、遮断器(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%AE%E6%96%AD%E5%99%A8)があります。

また、各種計装品もあり、

・受電電圧

・受電電流

・受電電力

・受電電力量

・力率

などがついています。表示器と、変成器です。

 

下水処理場で使われる遮断器は一般的にVCBと呼ばれる真空遮断器が使われます。

受電用のVCBはものすごくデカいので、開閉は手動ではなく、機械的な力で行います。

この溜め込んでいる力のこと蓄勢といいます。

 

VCBが動くきっかけは過電流が流れた時です。

 

そのVCBのトリップ値を超える(2次側で何らかの事故が発生した時ですね)と

VCBがガツンと動作して、事故電流を遮断します。

 

ちなみにPASとVCBの間で何らかの事故が発生したときは当然VCBは

検知できないので、電力会社側の遮断器が飛びます(周辺一帯停電になる・・・。)。

その停電の間に、PASを動作させるのがSOGという機器があります。

これは波及事故を防止するためのものです。詳しくは「SOG 原理」とかで

検索検索。

  

VCBの選定手法などは、細かい話もあるんですが、ここでは割愛です。

 

 

 素材がないので今日はここまで。

 

めっちゃ時間かかるなぁ・・・・w

 

でも写真あったほうがわかりやすいですよねっ。

 

 

 

 

 

 



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