どうも部員Xのです。
政府与党内でつみたてNISAの非課税期間延長がほぼほぼ決定、というニュースが出ましたね。まだ確定ではないですけど。これは良いニュースだと思います。ってことこの件に関する雑感をまとめたいと思います。
ニュース記事 と 簡単な解説
政府・与党は、少額投資非課税制度（NISA）について、小口の長期投資を促す「つみたてNISA」の2037年末までの非課税期限を延長する方針を固めた。いつ始めても20年間非課税で積み立てられるようにする。若年層の投資を後押しし、老後に備えた資産形成を促す。年末の20年度与党税制改正大綱に盛り込む。 最終更新:11/22(金) 22:20毎日新聞
今までは制度自体が2037年に終わる制度設計だったが、実質的に恒久化ということですね。
今年積立した分は20年間は非課税 、2019 + 20 =2038年まで非課税で、2038年に積立した分は2038＋20 =2057年まで非課税期間となるってことですね。
40万円/年×20年＝800万円 このMAX800万円を恒久的に運用できるって解釈したほうが良いかもしれませんね。20年間たったものは自動的に押し出されて、特定口座に入るか非課税で利確する選択を2038年以降は毎年する、と。
個人的には、つみたてNISA単体でみたらとても良いことだと思います。単体で見たらですけど。
リスクを国民個人に押し付けているように見えて仕方ない
前回の記事でも書きましたが、国としては伸び続ける社会保障費を抱えながらPBを改善させるという、アホみたいな方針を今後も続けるわけです。
そうなると将来は社会保障費の伸びを当然削りに来るわけで、将来の年金額は雀の涙になることはまず間違いない（だから老後2000万円問題とかになる）。
国で将来の年金額を「確定給付できない」ので、個人で対策とってね！♪
これが本心ですよね。
ぶっちゃけ、財務省はつみたてNISAだって本心では反対なはず（財務省は税金を集めるのが仕事であり、増税させた人ほど出世する、とにかく税収をあげることが省是）。何かとバーターでこの手の非課税制度を容認していると想像してます。
個人的には
・PB目標破棄
・減税
・財政出動
この方針で税収を増やし社会保障を守る、こういう未来がみたいですなぁ・・・。この方がイノベーション起きるし、豊かになると思うんですがねぇ・・・。
いまやってるのは真逆で、その結果、20年以上まったく成長してないんですけど・・・ｗ（笑えない）給料も増えてないんですけど。他の国はマイルドインフレしてるのに。
以上、つみたてNISA恒久化良かった～というより、財務省への愚痴になっちゃいましたね。
ではまた。
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