どうも部員Xです。
久しぶりに国交省関係のニュースレビュー(第3回)やっていこうと思います。ヤフーニュースで「下水道」で検索してもぜ~んぜん出てこないw なので、国交省のニュースも取り扱いしていきます。投資ブログメインなんですけど、いかんせんネタ不足。インデックス積立投資とブログの相性はイイけど、悪いw
※インデックス積立投資はほったらかしできるので、ブログを書く時間はあるが、ネタがない(個別株とかなら、いろいろ記事を掛ける)。
今回は下記の国土交通省プレスリリースのニュースを取り扱いたいと思います。
・建築物における電気設備の浸水対策に関するガイドラインを作成します
~「建築物における電気設備の浸水対策のあり方に関する検討会」(第3回)を開催~
・BIMを活用した将来像等を議論します
~建築BIM環境整備部会(第4回)を開催~
けっこうおもしろいので、興味ある人は国交省のプレスリリースみるのお勧めです。ホント守備範囲広いですからね、国土交通省は。
以下前回の記事からの転記
にしても、意外と国交省の報道発表資料って毎日けっこうな量が出てるんですねぇ。国交省って、ホント担当範囲が広いです。ってことで気になったので、省別の予算をググってみました。
https://www.arimura.tv/wp-content/uploads/2019/03/2d7eed77b3e31dddb8a22d1e49852d25.pdf
国会議員の有村治子さんのサイトから引用。
というか、「省別予算」とかでググっても良い資料出てこないですねぇ。
厚労省の予算が大きいのは納得。財務省の予算がすごい大きいですが、これは国債費ですね。
その次に総務省・・・総務省ってこんなに予算持ってたっけ・・・?と少し調べたら地方交付税交付金は総務省予算なんですね。ならこれくらいの金額でも納得。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000609999.pdf
その次が国交省ですね。
以上前回の記事からの転記
ではやっていくぞ!!
建築物における電気設備の浸水対策に関するガイドラインを作成します ~「建築物における電気設備の浸水対策のあり方に関する検討会」(第3回)を開催~
近年の大雨により建築物の地下に設置された電気設備に浸水被害が発生している状況を踏まえ、建築基準法を所管する国土交通省、電気事業法を所管する経済産業省その他関係機関の協力の下、建築物における電気設備の浸水対策のあり方や具体的事例について収集整理し、ガイドラインとして取りまとめ、関連業界に対して広く注意喚起を行うことを目的として、学識経験者等からなる検討会を設置しました。
第3回検討会においては、第2回の議論を踏まえ、ガイドライン(案)について検討を行います。
これは先の台風19号の被害(武蔵小杉の多摩川沿いタワマンの地下電気室が浸水したこと)を受けての検討会ですね。
邪推ですけど、あの辺に官僚さんがけっこう住んでるのかな?w動きが早いように見えますw
1~2回の要旨を見ると、けっこう建設的な議論してますね。pdfもリンク張っておきます。
http://www.mlit.go.jp/common/001323958.pdf
http://www.mlit.go.jp/common/001323960.pdf
対象としている建築物は高圧受電設備がある施設にしているとのこと。
タワマンは公共ではなく民間ディベロッパーが行う事業ですから、利益が出ないことはやらないわけで、電気設備への対策に対してインセンティブが働く仕組みづくり(例えば、電気室を地上階へ設置している建物の固定資産税を下げるとか)が必要。公共と違って、経済性を強く見なければなりません。
また、下手に地域縛り(このエリアは浸水するから、対策するように・・・みたいなこと)をするといろいろと影響が出ます(地価が下がる)。でも地域縛りした方が行政としては効率的だし、ディベロッパーもやりやすい。この兼ね合いもけっこう難しいかも。
私の専門分野である下水施設はもともと土地が低いところにあるので、原則、電気設備は地上より上に設置してますね。
ただ、ローカルサイドの対策(建物側の点的対策)と広域の対策(河川堤防やダムなどの面的対策)をうまく両立する(予算の掛け方をね)のがポイントかなと思います。
広域対策が万全ならローカルサイドは対策しなくていいわけですからね。落としどころは、「ある程度広域対策を行い、ローカルサイドも多少の対策を行う」って話になると思います。
「何もしなければ1m浸水するけど、広域対策で50cmにするから、50cmはローカルサイドでかさ上げしてくれ」という話ですね。
BIMを活用した将来像等を議論します ~建築BIM環境整備部会(第4回)を開催~
国土交通省では、官民が一体となってBIM※1(Building Information Modeling)の活用を推進し、建築物の生産プロセス及び維持管理における生産性向上を図るために設置した建築BIM推進会議に向け、BIM標準ガイドライン(仮称)の策定を検討する建築BIM環境整備部会(第4回)を下記のとおり開催します。
報道発表資料:BIMを活用した将来像等を議論します~建築BIM環境整備部会(第4回)を開催~ - 国土交通省国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。建築:建築BIM推進会議 - 国土交通省国土交通省のウェブサイトです。政策、報道発表資料、統計情報、各種申請手続きに関する情報などを掲載しています。
BIMとは・・・
※1 BIM:コンピュータ上に作成した主に三次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築するシステムのこと
この環境整備部会は、建物を建てる際に3Dで取り合い調整(躯体と、配管とか各種設備同士の調整)を設計段階からやろう!という業界の取り組みを、国としてのガイドラインで整備する、という話ですね。
これ、私はすごく期待してます!!
なぜなら私の仕事が楽になるからね!!w(仕事がなくなる、とも言えますが)
実は昔にBIM/CIMに関する記事書いてましたので、リンクしておきます。
いや~たたき台の資料を見たんですが、ホントお役所の作る説明資料用のpptは・・・情報量が多すぎるなぁ・・・wまぁプレゼン用ではなく、説明用だからいいんですけど・・・w
http://www.mlit.go.jp/common/001300374.pdf
面白そうな話として、現在は紙媒体でやっている建築確認(自治体(もしくは県)の)を一気に3Dベースでできればものすごいイノベーションになるという話。間違いなくなるんですが・・・まぁ問題は金だよねw
3DCADなどの電子データで建築確認申請をさせて、AIが自動的に建物の審査をする・・・これができればめっちゃ行政手続きが効率化されるし、変更申請なども楽。いままで治体単位で審査していたものを少なくとも県単位でAI化できれば、コストが削れるし、建設関係の生産性が劇的って言ってもいいくらい向上する。
建物は安全にかかわることだし、正確なチェックは必要。でも、今のやり方はスピード感がなさすぎる。AI技術者にはぜひ頑張ってほしいですわ。
ちなみに、公共工事では受注者が2Dの発注図書から自主的に3DCAD化をしていますね、現状は。自主的にやるくらいメリットがあるということです。
PCのスペックも凄く上がってきたし、ネットワークも発達してきたため、大容量ファイルのやり取りもできる時代になった、この背景も受注者さんが自主的にやる理由にもなってますね。
今後は5Gも普及するでしょうし、建設業界の3D化は間違いなく進むと思います。
ホント、私の仕事が楽になるとイイなぁ・・・w
おわりに
ってことで第3回の国交省ニュースレビューやってみました。
BIMの普及は早急にやってほしいですね~。いままでは、電気業者が尻拭いしてきましたからねぇ(電気工事は最後に現場に入るため、いろいろとケツ拭きがある)。それが大幅になくなるので、ぜひ早くガイドライン化して、行政側も対応できるようにしてほしいです。
以上!!
ではまた。
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