【恐怖！！】嫌がらせで出世させる！！ってありそうじゃない？

どうも部員Xです。

また働き方の話をしたいと思います。

私は管理職に成りたくない！出世したくない！という典型的な向上心のない今風の社畜です。ゆえに、基本的には怒られない範囲で「出世しない行動」を取ってるんですが・・・ちょっと最近嫌な気配がしてるんです・・・。

結論を先に言うと、

嫌がらせ的に出世させることが今後の時勢ではありえるのでは・・・？

ハッキリ言って、これ、恐怖ですよねｗ

なぜこう考えたのか、書いて行きたいと思います。

管理職に成りたくない系の記事↓

今までは出世のために頑張っていた時代だった

昭和から平成後半にかけての社畜マインドって、基本的には「出世することが偉い」って価値観だったので、出世することに対して割とポジティブだったと思います。

でも、ここ最近の社畜マインドは出世したくない！、管理職に成りたくない！って価値観がかなり蔓延している気がします（そのマインドがイイわけではないと思いますｗ）。給料は多少上がるけど、責任はついてくるわ、残業代は付かないわで出世が全然魅力的でないんですよね。

なんだろう、これ（現代の社畜マインド）って結局のところ、日本が成長していない結果ですよねｗ

アゲアゲで給料上がっていって、出世して・・・日本全体が上向きで、将来に希望があるから頑張ろうという結果が昭和～平成の価値観だったわけで、正直、その時代はそれが正解だったと思います。というか、出世しないと周りとの差がついていく時代だったと。

結果として、出世のためにみんな頑張っていて、上司に気に入られるとか行動を取るとか、残業してアピールするとか（今の（残業減らせ）とは逆の価値観）するわけです。飲み会参加しないやつは出世なんて(ヾﾉ･∀･`)ﾑﾘﾑﾘみたいな暗黙の了解、不文律的なルールでみな仕事をしていた時代ですね。

まぁ、アゲアゲならそれでいいと思いますけど、今は違いますからね。

出世（管理職に成る）＝罰ゲーム的な時代になっている

で、で、で今の時代なんですが、先にあげた管理職に成りたくない系の記事にも細かく書いてますが、あきらかに管理職に魅力がないわけです。出世したら罰ゲーム的な状態です。

サゲサゲの時代で管理職になることは完全に今の若者にとってネガティブ。私の周りの同年代以下の同僚はみな「管理職に成りたくない！」とかなり大きめの声で言ってますｗ

これって、日本が本当に衰退に向かってるんだなぁと。

なんというか、みんな下向きってことですからね。

「まだ自分より底辺がいるからマシか・・・」みたいな感覚が蔓延してる感がすごくあって、正直、自分だってそういう感情を無意識に持ってるところあります。下を見て安心するより、上をみて羨む（妬むっていってもいい）方が、健全な世の中だと思うんですよね。

ってことで、「出世しないための動き」をする

「出世が罰ゲーム状態」ってことは、みな罰ゲームを受けないように今後行動する人が増えるはずです。まぁ私は率先してもうやってるんですが、気を付けて欲しいのは、「普通に淡々と仕事をする」ってことなんです。

要するに、怒られるようなミスはしないようにする。マイナスの評価にならないようにする、と。でも、やる気があるわけではない、みたいな。

今の若い子は正直、みな真面目で性格もイイ子が多い気がします。でも、ガツガツ感を持っている子は少ない。私みたいに飲み会に参加しない子も多いし、残業もできるだけしないという子も多いです。私としては仲間が増えて嬉しい的な気持ちあります。

ただ、ここでちょっと問題なのですが・・・（本題です）

みんなが出世しないための動きをすると、本当に管理職に成る人がいなくなるということなのです！！ｗ

これは問題で、やる気のあるやつにやらせればいいんですが・・・マジ、居ない時代になってます。みんながみんな管理職になりたくない、って思ってますもん。

いや、だったら管理職の給料上げて待遇良くすればいいんですがね・・・、それはそれでしない（こういうのはすぐにカイゼンされない）。

いわゆる合成の誤謬ですよね。みな、合理的な行動を取ると、結果として非合理的（今回のケースでいうと、管理職に成る人がいなくなってしまい、組織が回らなくなる、ギクシャクする）になるってやつです。

結果、罰ゲームを受ける人（したくないのに出世する人）がでてくる

ここまでの話をまとめると、

①出世したくないという価値観が多数派になる

②みな出世しないための行動をする（ミスしない、怒られるない範囲で）

③管理職の成り手がいなくなり、罰ゲーム感が出てくる

となります。

で、じゃあ誰が罰ゲームを受けるのかと・・・。

ちょっと嫌な予感がしてるんですよね・・・ｗ

たぶん、そこそこ仕事ができる社畜マインドをもつ、独身男性がなると思います。

え、コレσ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚじゃね・・・？

まずいですよコレは・・・ｗ

今までは、出世する人＝既婚者という時代でした。家庭をもってる既婚者はそう簡単に辞めないし、結婚してない奴＝何か問題ある人という認識が根付いている時代が長かったので、出世するのは基本的に既婚者だったのです。

が、今の時勢、価値観が変わり、「ワークライフバランス( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ」と言い出しちゃってるわけです（もちろん私はその考え方に賛成です）。

そうなると、暗黙の了解、不文律（またこれか・・・）で相対的に立場の弱い人が犠牲になるのです・・・。

ここで言う、「立場の弱い人」というのは、出世させても問題ない人であり、転勤ができて、身軽な人。まぁ独身男性ですよねｗとくに氷河期世代の人とか、いいんじゃないですか、ちょうどね・・・・。またここで、氷河期世代が犠牲になるんだなぁ・・・。

あくまでも私の務め先なんですけど、女性、子供のいる既婚者、介護してる人とかは暗黙の了解、不文律で転勤すくないし、激務地にはいかないですからね。それはイイことだと思うんですけど、転勤したくない、ストレスなく働きたいっていう独身男性もいるわけで、そこは汲んでほしいんですよね。やりたくないことをやる人には、金銭的な手当てをしてほしいですわ、転勤を受け入れるかわりに。

今回は以上です。

ではまた！