どうも部員Xです。
出張続きでブログ更新滞ってます。家にいる時間より外にいる時間のほうが今週は長かった・・・w
さて
今年の3/11は東日本大震災から10年の節目でした。私はこの日、東北岩手の沿岸部の復興事業真っ最中の地域に出張。復興の土台となるインフラはけっこう完成してきましたね。ただ、まだまだかかる。頑張ってますよ、みんな。
ハードが整っても復興ができるのか・・・という問題は別にありますね、正直。この件については、いろいろな意見あると思いますが、現状の日本ではどうにもならないと思います。防潮堤が良くないやら高台移転が進まないやら、復興が進まない理由(悪役)を今後作っていくんでしょうけど、私としては、日本の構造上の問題なので、たぶん復興は無理。これは現実として受け入れた方がいいでしょう。
さて、今回のネタは、ボットン便所です。
これ、真面目に大事な話です。
東日本大震災などの大規模な自然災害が発生すると、ライフラインが止まる、ということは皆さん知っているかと思います。水、食料、電気ガス、道路など・・・がとまり、下水道も使えなくなります。特に問題になるのがトイレの問題です。生きていく上で必要な水、食料は備蓄などでどうにかなるわけですが、人間から出る排泄物の処理はかなりの厄介者。
で、今回の記事で私のいいたいことは、
「ボットン便所訓練」を義務教育に入れるべき!というものであります。
便器~下水道(処理場)は電気と水がないと動かない
先日、ビル・ゲイツさんとトイレの話を下記の記事でしたんですが、この中で出ているプラント(オムニプロセッサー)は電気と水がなくても処理できる!ってものなのですが、コレはインフラが整っていない発展途上国向けのもので、まだまだ実用化はしておらず、日本含め先進国のトイレ~汚水処理は水と電気がないと基本的に機能しないインフラです(当然こっちのほうがコストも安いし、清潔です)。
昨今の下水道施設のハードウェア(管渠、ポンプ場、処理場)はかなり強固に作られているため、地震等自然災害によるハードの壊滅的な被害は想定されにくいと私は思ってます。防潮堤や堤防などのインフラも整備されてきておりますしね。
人間の身体で言えば、骨格、内蔵は無事、と。
でも、水と食料がなきゃ、人間の身体が機能しないように、下水道も水と電気がないと処理ができないのです。
水は汚物を運ぶ媒体であり、電気は設備を動かすエネルギー源。これらがないとトイレからでた排泄物を処理できないということ。浄化槽なども一緒。
なので、水、電気といったライフラインが止まると、静脈側インフラであるの下水道も止まってしまう、と。
んで、そうなると水洗トイレが使えなくなり、人間の生理的行為である、排泄が水洗トイレでできなくなるということになります。
被災地のトイレ事情
被災地のトイレに関する実情などについては下記リンク等を見ていただきたいのですが、基本的に水洗は使えなくなるわけです。
http://www.bousai.go.jp/taisaku/hinanjo/pdf/1604hinanjo_toilet_guideline.pdf
ってことはですね、基本的にボットン便所(汲取式)でトイレを行う必要があります。水があったとしても流せない可能性もありますし(洪水時も流しちゃダメ)、被災地でインフラが復旧するまでは流せないトイレで排泄する必要があるわけです。ちゃんとした仮設トイレができても、基本的に水洗ではないわけですし。
※※あと、バキュームカーの数も減ってるんですよ。当たり前ですが、水洗便所(下水道)が普及すると不要になるわけですからね。浄化槽、仮設トイレの汲み取りなどで一定の需要はありますけど、街中でバキュームカーとか、全然見ないですからね。バキュームカーって、一種のインフラと言えると思います。
で、ここで問題提起ですが、
ボットン便所でう○こしたことない人、今すごく多いと思うんです。
そういう人が被災地で苦労しないようにするために、「ボットン便所訓練」を義務教育でやるべき!と私はけっこう、真剣に思います。野○ソ(大自然に自分の排泄物をぶちまける行為)実践でもいいんですけど・・・ね。
お祭りとかの大規模イベントとか、建設現場で仮設トイレ使った事ある人とか、山登りで同じようなトイレ使ったことある人はいいと思います。でも、昨今はボットン便所なんて基本的に殆どないし、水洗以外のトイレで排泄したことがある人も多いのではないかと。
そういう、ボットン便所未経験の人が被災してもスムーズにう○こするためには(排泄というのは、健康に大きな影響があるわけですし、我慢することはすごく良くない)、訓練が必要、そういうことなのです。
すごくちっちゃいころオマル使って居たって人も多いかもしれませんが、覚えてます?
覚えてないでしょう(私も、記憶にないw)
ってことで、「ボットン便所訓練」を夏休みの課題とかにして、レポートを書かせるべきなのですw
水洗便所のありがたみ、下水道を使えるありがたみを(略
具体的な訓練方法を提言する
オススメは野○ソ(大自然に自分の排泄物をぶちまける行為)実践なんですけど、平時の人としてやってはいけないと思うので、やはりここは行政側でカリキュラムを整備するべきですね。
上で張ったリンクにもあるんですが、災害用マンホールトイレとかで定期的に訓練するようにするのが良いと思いますね。
インセンティブとして訓練した人には賞味期限ギリギリになった備蓄食料(普通にうまいし、ぶっちゃけ消費期限きれて半年1年たっても私は余裕で食えます(経験あり))を配るってのはありだと思います。
あとはやっぱ小中学校、高校でやる感じですかね。水泳の授業みたいなもんだと思うんですけどね(普段の生活では必要ない技術を義務教育に入れている)。学校施設は避難所になるケースも多いし、定期的に訓練するにはうってつけの場所であると思いますしね。
大きめの自治体はマンホールトイレを整備してますね。
まぁ、30年くらい前はちょっと郊外にいけばまだまだボットン便所なんてありふれてたわけで、昔の人はそれが日常だったわけです。便利な生活を覚えてしまったがゆえに(日本の「らしさ」って、トイレマナーとか、便器の開発とかに凝縮されている気がするんだよなぁ)、戻れない、戻りたくないって気持ちはよくわかりますが、日本は自然災害リスクがめっちゃ高い国です。ボットン便所を見直すというか、ボットン便所の所作を覚えておく必要、やっぱりあると思いますね。
おわりに
このご時世で、ボットン便所についてここまで語っている人は私くらいでしょう、たぶんw
でもすごく大事な問題なんですよ、被災地のトイレ問題って。公衆衛生だけでなく、プライバシーとか、性犯罪の発生とかにも関わってくるわけですし。
※なお、多目的トイレで変なことをするのは止めましょう。
ということで、「ボットン便所訓練」やったほうが良い!というお話でした。
ではまた。
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