どうも部員Xです。
下水処理場で行われている、水処理についていくつか記事を書いてみました。
その中で「活性汚泥法」というキーワードが出てきました。
それについて少し深入りしてみたいと思います。っつても概論ですけど。
なぜ活性汚泥法なのか
汚水(人間の排せつ物や生活排水)を綺麗にする方法はいろいろあるんですが、日本、というか世界中メインで使われているのは微生物を使った処理。
その中でも活性汚泥法が一番多く使われています。
なぜ使われているのか、その理由は
経済的に合理的だからです。
効率よく、経済的に汚水を綺麗にするにはどうすればいいのか・・・。
という課題に過去の技術者はさまざまな開発をしてきたのですが、
たどり着いたのが汚水に空気を吹き込むという、一見単純なこと。
なんか、面白いですよね。
活性汚泥って?
活性汚泥ってなに?
って話ですが、「汚泥」ってつくけど中身は「微生物の塊」を活性汚泥と言ってます。
この塊の中には、生きている微生物もいれば死骸もいるし、微生物が出した排せつ物も混じったものです。
この塊を遠くから見ると茶色なので、汚泥って呼んでる感じです。
(まぁ人間もミジンコも茶色ですからねwあとう〇こもね!)
微生物ってどこにでもいるモンなの?
どこにでもいます。
というか、その地域の川に住んでいる微生物そのものです。これ、ネタでもなんでもなくて本当なんですよ。
だから、下水処理場ごとに活性汚泥を構成する微生物相って違うんですよね。色とか匂いが違うんです、ホント。
オカルト的な話ですが、その土地の汚水(究極的に言えば、その土地に住む人間の文化風習性格経済力などの鏡が汚水といえます)の成分によって、微生物たちが最適な生物相(微生物の割合)を勝手に構築し、最適化されているといえると思います。
その力を人間が使わせてもらってる感じですね。
そもそも、下水処理場ができる前というか、汲み取り式よりもっと以前は汚水を川にそのまま流していたわけでして、人間の数と自然の分解能力のバランスが取れていた時代(江戸時代?w)は汚水処理は川や土壌が行っていたわけです。
なので、下水処理場はその土地その土地の川や土壌が本来持っていた分解能力を工学的なプロセスを用いて集約し、効率的水処理に行っているといえます。
こう考えると結構面白いですよね、下水処理場って。
その辺にいる微生物にエサ(汚水)食わせて、マッサージして(空気吹き込む)るんですからw
活性汚泥法の種類(ざっくり)
すこし話が脱線した感がありましたが、活性汚泥法の種類をざっくり書きます。
①標準活性汚泥法
②オキシデーションディッチ法
③回分式活性汚泥法
④膜分離活性汚泥法
・・・などなどがあり、それぞれに派出方法がいろいろあります。
個別に説明したいところなんですが、それは次の記事で・・・・(頑張れ俺)。
標準活性汚泥法をざっくり解説
「標準」って付くぐらいですから、一般的に活性汚泥法といえばこれをさしますね。
最初沈殿池→反応タンク→最終沈殿池→放流
という流れの下水処理場です。
活性汚泥は反応タンクと最終沈殿池の間をぐるぐる循環していて、
汚泥が多くなってくると「余剰汚泥」として引き抜き、汚泥の濃度をコントロールしています。
派出方法も多くあり、立地条件などに合わせて方針を選定してます。
オキシデーションディッチ法(OD法)をざっくり解説
OD法は地方など人口があまり多くない都市で採用されている方式です。
最終沈殿池はあります。
OD法は土地の面積が必要ですが、維持管理が楽。タイマー制御でほぼほぼ動くので、
地方は多いですホント。
え~他の方式については割愛します。
今後、別記事で・・・。
え~ざっくりって言ったんですけど、全然記事のボリューム足りてない感じしますが、ここで終わりにします。今現在すごく眠いので・・・w
今後、細かいこと書いて行きます(本気ですよ、ガチですよ)。
ではまた。
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