どうも部員Xです
GWも折り返しを超え・・・すでに終わりが近づいております・・・(´;ω;`)ブワッ
10連休・・・何もしてねぇけど、それはそれで幸せ。何もしないことを許される立場でありますが・・・生物として人間としてそれで良いのかと言われるとグヌヌヌ・・・w
GW後半は実家に来ております。両親が健在なうちになにかチャレンジングなこと(たとえば起業するとか)ができれば、と妄想することあるんですが具体的なことは未だできず。自分のダメなところは行動力がないこと・・・ってわかっちゃいるけど治らないですなぁw
※転職もしてるし、投資もやってるしブログもやってるので、ガチ行動力ない勢ではない・・・はず(´;ω;`)ブワッ
さて今回は前置き短めにしまして本題に入りましょう。
ネタは植生遷移と経済って似てない(相似している)?って話です。
昨日の朝、寝ぼけ眼の状態でふと思いついたんです↓
どんな話かといいますと、
植生はほっておくと極相になるけど、経済もそうなんじゃね?という話であります。
アメリカ経済はほっておいた結果、ビッグテックが隆盛した(極相林になった)
日本経済は規制やら補助金いれた結果、中小企業がゾンビ化した(雑木林になった)
って話ですね。
野原はほっておくと極相林になる!
では植生側の説明から・・・
生物相(ここでは植生、すなわち苔とか草とか樹木の話です)の遷移は下記説明や画像のように、ほっておくと最終的には特定の種類の樹木で安定・固定化します。これを極相といいます。
極相(きょくそう、英語: climax)とは、生物群集の遷移の最終段階で見られる平衡状態のことをいう。
引用:ウィキペディア
※画像は環境省HP https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h07/9612.html より
面白いですよね、日本だと野原ってほっておくとミズナラやブナの森林(極相林という)になるんです。雑木林は人の手が入ることで維持できてて、ある意味人工林ってことですね。
極相林は原生林で自然豊かで生物多様性に富・・・と思うかもしれないですが、実は極相林は植生が固定化されるため、生物多様性と言う面では若干落ちると言われております。植生が固定化されるとそこに存在できる動物(昆虫とか哺乳類とか)も固定化されるので、雑木林を含む林と比べるると、生息できる種が限られる、という話になります。
実際には、極相林も山火事(落雷等自然下でも山火事は起こる)や雪崩等で部分的に欠損が起きるのでその部分(雑木林的な場所、ギャップという)で他の生物が生きられるので極相林を含む原生林は生物多様性に富む・・・といっちゃっていいとは思います。
・・・と極相林の簡単な説明をしたんですが(専門分野でもなんでもないんですけど、割と好きなんですよね、こういう話w)・・・これが経済(市場経済、自由経済、資本主義)と似てるんじゃないか、と思ったわけです。
アメリカ経済は極相林、日本経済は雑木林
で、経済の話を今度すると、例えば今の世の中ってアメリカのビッグテックが隆盛を極めてるわけじゃないですか。仕事だけじゃなくて生活に関わることすべてにアメリカのビッグテックが入り込んでいて、ある意味、牛耳られているわけです。
PCもWindows、MacOS、CPU、グラボ、Officeソフト、画像ソフト・・・・全部アメリカビッグテック。そしてPCやスマホで作られるコンテンツがYouTubeにアップされ、その収益となる広告はMetaやGoogleが取り仕切ってて・・・みたいな。
この状態って極相林と似てませんか?
太陽の光の獲得競争に勝利した種が生き残るのが植生における極相
人間の欲(ぶっちゃけ金)の獲得競争に勝利した企業が隆盛すること、これが資本主義における極相
なんか似てるんですよねw
んで、日本の資本主義って雑木林に見えるんですよね。雑木林はひとの手を加えること(下草刈り、間伐など)で極相林に遷移しないようにするわけですが、この「ひとの手を加える」が日本の経済に似てるんですよね。
要するに、規制や補助金で競争性を削ぎ、既得権益企業や中小企業を生き長らえさせている、と。
植物は太陽光の獲得競争でより効率的に太陽光を吸収できる種(陰樹といい、少ない太陽光で成長できる樹木)、より高所に到達できる種(高木)が生き残っていくわけです。生物の進化の過程でそう進化してきたと。競争にさらされた結果であります。まさにアメリカの暴力的な自由資本主義。
日本の経済は、陽樹(太陽光がたくさん当たると成長できる樹木)を維持するような政策をず~っと取ってきているように見えるのです。出る杭的な陰樹を間引くことで陽樹を維持している、と。
電波利権をTV局などのオワコン産業へずっと割り当てるとか、医療業界ではry
潰れそうな中小企業には補助金を突っ込んでゾンビ企業化する
みたいなことをず~っとやっていると。
雑木林経済を作ることで生物多様性(中小企業を存続させ雇用を維持しようとしている)を確保しているんですねぇ・・・。
(雑木林経済・・・我ながら良いワードを作ってしまったかも・・・w)
でもまぁ、アメリカ型が良いか日本型が良いか議論が分かれるところあるかもしれません。アメリカ型が強いのってあくまでも「今の世界情勢、自然環境下で」ですからね。植生も氷河期が来るとか、隕石衝突などのガラガラポンの外乱があれば大きく変わるわけで、経済においても物凄く大きな外乱(戦争とかになりますけど)があれば・・・と思います。
その点でいうと、日本型の雑木林経済は外乱に強い可能性・・・あるのかなぁ・・・。
けっきょく、資源を持ってないとダメですもんね・・・そう考えるとアメリカって全部揃ってるからホント強いよなぁ・・・w
あ、格差という面では圧倒的に日本の方が少ないわけで、その点で言えば日本の方が良いのかもしれませんアメリカは競争に勝ちきった人は超大金持ちで貧困層は民度含めいろいろやばいですもん。日本は夜道もまだ歩けますし、格差が少ないから安全ですもんね。
ということでふと思いついたネタを多少整理して記事にしてみました。こういうアナロジー思考って楽しいですよね。
今回の記事は以上です。
ではまた!
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