【不定期】下水道ニュースレビュー　20190623【月二回くらいやりたい】

【不定期】下水道ニュースレビュー　20190623【月二回くらいやりたい】

　
今週の下水道ニュース！！

静岡県内「浄化槽」新規設置増　低コスト/災害時に迅速復旧
静岡新聞　6/23(日) 14:00配信

静岡県で浄化槽の設置が増加しているというニュース。

これ、けっこう重要なニュースだと思います。

静岡県は山がちな地形ですから、下水道による
面整備に向いていないということがあるので、
適材適所、取捨選択で下水道と浄化槽のコスト分岐点を
見極めるという意味もあると思います。

ただ、都市計画上の下水道エリアに指定されている
エリアを狭めるとか、そういう政策も併せてすすめて
行く過程でやっぱ苦労はあると思いますね。
でもまぁない袖は振れないですからね。

これはあくまでも個人的な話ですが、
原則、住民が住むエリアを下水道エリアに寄せていく
方がイイと思います。

言い換えれば、相当な事情がない限りは浄化槽エリアに
新しい家を建てないような政策を進める方が
イイと思いますね。

災害が起きたとき起きた時で仕方ない。
浄化槽も結局は電気がないと動かない。
メリットがあることはもちろんわかってますけど。

あと、メンテですよね。
法定検査といっているけど、未受験による
社会的な制裁がないのはおかしいのでは。

汚泥利用「消化ガス」発電を開始　山口市、売電し収入増見込む
毎日新聞　6/20(木) 11:02配信

山口市の浄化センターでの発電事業の話。

そこそこの処理量があればどんどんやるべきだと思います。

この「そこそこの処理量」ってのが大事で、
日量10万m3くらいあればOK。
もう少し少なくてもいいけど、10万くらいないと
安定していないので。

下水処理場（とごみ焼却施設）って迷惑施設って言われる
んですが、エネルギー的にみると、生活の中心にしても
イイと思うんですよね。

と、けっこう妄想してますｗ

下水処理場見学会　多数の企業が参加
TBC東北放送　6/18(火) 19:32配信

これも将来を見据えた取り組みですね。

まぁ民間企業は儲からないとやらないですから、
これも「そこそこの処理量」がある大きな浄化センターを
対象として、小さな処理場も大きな処理場と「セット」で
広域的にめんどうを見てほしい、という魂胆でしょう
（というかそうせざるを得ない）。

今回は以上！！